わたしたちの姿勢
広告出稿や比較サイトへの有料掲載、アフィリエイトへの依存を最小限に抑え、 その分を価格、セキュリティ、サポート、そして継続的なプロダクト改善に 投資しています。
公開日
ストレスチェックの料金は、サービスによって「1人あたりの単価」「年1回ごとの基本料金」「定額」「年額固定」と課金の仕方が大きく違います。表示されている単価だけを並べると、基本料金や実施者代行の費用が抜け落ち、実際の支払額を読み違えます。
本記事では、安く実施できる主なサービスの料金を各社の公式サイトで確認し(確認日:2026年10月2日)、50人未満と50人以上に分けて一覧にしました。税込・税抜の別や、料金に実施者(医師・保健師等)の代行が含まれるかも併記しています。当社サービス(Zene)も同じ基準で並べています。
制度全体を整理したい方は、関連記事と一覧ページもあわせて読むと全体像をつかみやすくなります。
ストレスチェックの料金表は、サービスごとに前提が違います。次の5点をそろえてから比べると、実際の支払額を読み違えません。
2028年4月1日から50人未満の事業場にも実施が義務化されることを受け、50人未満向けの低価格プランが増えています。大きく分けると、実施者を自社で用意して0円で使うものと、実施者の代行まで含めて数千円で提供するものがあります。
| サービス | 料金 | 実施者 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| Zene(Freeプラン) | 0円 | 自社で選任 | 50人以下。全機能(57・80・23項目、集団分析、面接指導の申出管理、労基署報告書の作成)を利用可 |
| ストレスチェッカー 無料プラン(機能限定※) | 0円 | 自社で用意 | 57問のみ。実施者代行・労基署報告サポートなし。社内の担当者が運用する前提※ |
| 厚労省版ストレスチェック実施プログラム | 0円 | 自社で用意 | 事業場のパソコンに導入して自社で運用 |
| ソシキスイッチ ストレスチェックLite(Web版) | 定期購入の初年度2,000円、2年目以降3,980〜4,980円(税抜) | 代行あり | 1〜50人を10人刻みの5区分。単年購入は3,980〜4,980円(税抜)。集団分析を含む |
| ストレスチェッカー 50人未満3000円プラン | 1回3,000円(税抜、税込3,300円) | 代行あり | 50人未満。57問のWeb受検。集団分析を含む |
| 中災防 小規模事業場向け | 35,000円(税抜) | 中災防が担当 | 紙受検57項目。グループ集計を含む。医師の面接指導は行わない |
料金は各社公式サイトの記載(2026年10月2日確認)。医師による面接指導は、いずれも料金に含まれないか別料金です。最新の料金と条件は各社の公式サイトでご確認ください。※ストレスチェッカーの無料プランは機能限定のプランです。公式サイトの記載では、調査票は57問のみ(80問はWEB代行80問プラン:1人250円+基本料金5.5万円)、実施者は自社で用意(実施者の代行はWEB代行・紙プランのみのオプション)、専任コンサルタントと労基署報告サポートはWEB代行プランのみ、追加質問はWEB代行プランのみのオプションで、無料プランでは利用できません。
50人以上の事業場向けでは、1人あたりの単価に加えて基本料金がかかるサービスが多くあります。単価だけで比べず、人数をあてはめた総額で比べてください。下の表は、各社の公式の料金からWeb受検・57項目で計算した例です。
税の扱いがサービスごとに違う点に注意してください。Zeneは税込、それ以外は公式の記載に合わせて税抜または記載なしのまま載せています。
| サービス | 100人 | 200人 | 500人 | 実施者 |
|---|---|---|---|---|
| Zene(年額固定・税込) | 9,800円 | 9,800円 | 49,800円 | 自社で選任 |
| ストレスチェッカー 無料プラン(機能限定※) | 0円 | 0円 | 1人120円 | 自社で用意 |
| ストレスチェッカー WEB代行57問 | 5.5万円 | 5.5万円 | 125,000円(税抜) | 別料金(1人100円・税抜、最低2.2万円) |
| ソシキスイッチ ストレスチェックPRO(税抜) | 59,000円 | 85,000円 | 163,000円 | 別料金(51,500円〜) |
| 中災防(Web・一般、税抜) | 30,000円+基本料金 | 60,000円+基本料金 | 150,000円+基本料金 | 自社で用意 |
| CAPS(税の記載なし) | 75,000円 | 125,000円 | 275,000円 | 代行あり |
計算の根拠:ストレスチェッカー無料プランは年500人以上で1人120円、WEB代行57問は200人以下一律5.5万円・それを超えると1人250円(税抜)。ソシキスイッチPROは基本作業費33,000円+1人260円(税抜、年1回ごと)。中災防は1人300円(税抜・一般)に面談用個人リポート等の基本料金が加わり、基本料金の額は公表されていません。CAPSは基本料金25,000円/法人+Web受検1人500円で、実施時のみの支払い。最新の料金と条件は各社の公式サイトでご確認ください。※ストレスチェッカーの無料プランは機能限定のプランです。公式サイトの記載では、調査票は57問のみ(80問はWEB代行80問プラン:1人250円+基本料金5.5万円)、実施者は自社で用意(実施者の代行はWEB代行・紙プランのみのオプション)、専任コンサルタントと労基署報告サポートはWEB代行プランのみ、追加質問はWEB代行プランのみのオプションで、無料プランでは利用できません。
Zeneは、人数枠ごとの年額固定(50人以下0円、51〜200人で年9,800円、201〜1,000人で年49,800円、1,001〜5,000人で年99,800円。いずれも税込)で、基本料金や人数単価はかかりません。全プランで機能の制限がなく、Freeプランでも80項目版・23項目版、集団分析、面接指導の申出管理、労基署報告書(様式第6号の3)の作成、SmartHR連携を追加料金なしで使えます。
一方で、Zeneはシステムの提供であり、実施者(医師・保健師等)の代行や医師による面接指導は含まれません。実施者を自社で選任できない場合は、実施者の代行を含むサービスのほうが向いています。社会保険労務士や外部の実施者に依頼する場合は、その方が1つのアカウントで複数の事業所を管理できます。
また、51〜499人で57項目を自社運用するだけであれば、ストレスチェッカーの無料プラン(機能限定)のほうがシステム利用料は安くなります。80項目版を使う場合、ストレスチェッカーではWEB代行80問(1人250円+基本料金5.5万円)になるのに対し、Zeneは同じ年額のまま使えます。
料金だけでなく、実施者を自社で用意できるかで候補が分かれます。
実施者を自社で用意できるなら、Zene(50人以下・全機能)、ストレスチェッカーの無料プラン(年500人未満・57問のみの機能限定)、厚労省版実施プログラムが0円です。実施者の代行まで含めると、50人未満ではソシキスイッチ ストレスチェックLite(Web版・定期購入の初年度2,000円・税抜)やストレスチェッカーの50人未満3000円プラン(税込3,300円)が安い選択肢です。
年額を人数で割ると、50人以下は0円、51〜200人は約49円(200人)〜約192円(51人)、201〜1,000人は約50円(1,000人)〜約248円(201人)、1,001〜5,000人は約20円(5,000人)〜約100円(1,001人)です。いずれも税込で、基本料金はかかりません。
実施者の代行を含むサービスを選ぶか、産業医・保健師や外部の実施機関に実施者を依頼します。Zeneは実施者の代行を行っていないため、Zeneを使う場合は実施者を自社で選任するか、外部の実施者に依頼してZeneのアカウントで実施していただく形になります。
2026年10月2日に各社の公式サイトで確認した価格です。料金や条件は改定されることがあるため、申し込みの前に各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
Zeneのストレスチェックサービスは、法令準拠の実施から集団分析、 職場環境改善提案まで一気通貫で支援しています。
ストレスチェックの費用相場|外部委託・SaaS・自社実施の料金を比較
ストレスチェックの費用相場を、外部委託(健診機関・産業保健サービス)、ストレスチェックSaaS、自社実施(厚労省実施プログラム)の3パターンで比較。一人あたり単価、初期費用、ランニング、隠れたコストまで整理します。
ストレスチェックを無料でやるには?無料ツールの選び方と注意点
ストレスチェックを無料で実施する方法を整理。厚生労働省の実施プログラム、Excel・紙での運用、無料SaaSの違いと、無料ならではの限界・注意点をわかりやすく解説します。
ストレスチェックシステムの比較|外部委託・無料ツール・クラウドの違い
ストレスチェックシステムを外部委託・無料ツール・クラウドSaaSの3類型で比較。費用、集団分析、個人結果管理、SmartHR連携など、選定でチェックすべき項目を整理します。
厚労省版ストレスチェック実施プログラムとは?無料でできる範囲と注意点
厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムは無料で使えますが、対応範囲には限りがあります。何ができて何ができないのか、導入と運用の手順、動作環境やデータ管理の制約、有料サービスと使い分けるときの判断軸を整理します。
産業医がいない事業場のストレスチェック|実施体制の作り方
産業医の選任義務がない50人未満の事業場が、ストレスチェックの実施者や面接指導医をどう確保するかを解説。実施者になれる資格者の範囲、地域産業保健センターの無料活用、外部委託との比較、義務化に向けて先に決めておくべき体制まで整理します。
本記事は制度理解のための一般的な解説です。実務判断の際は、最新の 法令・通達・所轄労働基準監督署の案内をご確認ください。